コロナ禍からの復興施策で予約数アップに成功

ブレントウッドスイーツの総支配人は、人々が再び旅行をするにあたり、その需要をとり込むための復興施策が必要になると考えました。新規予約数を 1 日平均 21 件まで増加させた、彼のビジネス手法をご紹介します。

 客室数 : 57 室

  独立系ホテル

VIP Access 提携施設

ご活用事例

ナッシュビルの中心街から外れたところにある独立系ホテル、ブレントウッド スイーツは、ナイトライフを楽しみたい旅行者やビジネスマン、車やオートバイでフロリダに向かう旅行者たちの宿泊先として人気を集めてきました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、状況は一変しました。

ブレントウッド スイーツの総支配人を 18 年間務めてきたグレッグ ルイス氏は、ナッシュビル中のホテルが軒並み閉鎖する日が来るなどと考えたこともありませんでした。こうした事態の中、ブレントウッドスイーツは、従業員を減らすこともなく営業を続けてきました。

旅行需要に回復の兆しが見え始めた今、ルイス氏は旅行者へのアピールに力を注いでいます。ルイス氏とスタッフは、安全・衛生面の強化、常連顧客に電話で予約を呼びかけるなど、思いつく限りの策を講じました。

しばらくして彼は、ホテルは好評価を受けているけれど、新規予約を獲得するために必要なのは露出度を高めることだと気付きました。

「ここまでの業績はきわめて好調です。予約数は大幅に増加しました。手数料調整機能へのエクスペディアの負担額を利用したことで露出が増え、大きな業績アップにつながったことは明らかです。」

グレッグ ルイス氏

総支配人

ブレントウッド スイーツ

ソリューション

Expedia Group が提携施設様に向けてマーケティング支援と資金援助を提供する「復興サポートプログラム」を立ち上げた際、ルイス氏はそのメリットを確認し直ちに参加を決断しました。プログラムに参加することで手数料調整機能のエクスペディアの負担額を利用できるようになり、検索結果での掲載順位が向上する可能性が高まりました。

ルイス氏の考えた戦略は、手数料調整を複数の期間に設定することです。彼は旅行者動向を注視し、予約から宿泊までの日数が短い直前予約が増えていることに着目しました。そして直前予約の旅行者をとり込むために、エクスペディア旅行アプリを利用する旅行者をターゲットに手数料調整を設定しました。

手数料調整機能により検索結果での掲載順位が上がり、ブレントウッド スイーツの新規予約数は 1 日平均 21 件となりました。ルイス氏は手数料調整機能の活用により、新規予約を獲得し、客室稼働率を改善できたと語ります。

「復興サポートプログラムの効果は絶大です。手数料調整が、ビジネスに有利に働いていることは明らかです。旅行業界が回復基調となれば、さらにその効果を発揮するでしょう。」

未来を見据えて

ルイス氏は長期的な手数料調整戦略の一環として、先々の旅行を計画している旅行者をとり込むべく 2021 年の在庫をふんだんに追加しました。充分な在庫を開放するとともに、旅行者が目にする検索結果でより上位に掲載されるよう手数料調整を設定しました。この段階で手数料調整を設定することで、2021 年に向けた業績改善を図れるとともに、2020 年の年末までは、復興サポートプログラムのもとエクスペディアが提供している手数料調整機能の負担額を利用できます。

「まさにそれが、2021 年のために在庫を追加し手数料調整を設定した理由です。エクスペディアが負担してくれる手数料調整機能の残額で復興サポートプログラムを最大限に活用したいと考えています。とはいっても、プログラムを利用する本来の目的はできる限り業績を改善させることです」とルイス氏は話します。

在庫の補充と複数期間に渡る手数料調整機能の確認により、彼は、市場に埋もれている旅行需要を短期・長期的にも効果的に取り込むことに成功しました。