旅行者はインクルーシブでバリアフリーな宿泊施設を求めています

 

チェルシー ホテル トロントは、あらゆるお客様を歓迎するバリアフリーな施設であることをアピールし、より多くの旅行者に訴求しています。

1,590 室

  カナダ最大の独立系ホテル 

開業から 45 年

課題

カナダ、トロントの活気に満ちたダウンタウンにあるチェルシー ホテルは、大変優れたお客様サービスを提供しています。自分たちのコミュニティに誇りを持ち、あらゆるお客様を歓迎するため、バリアフリー、サステナビリティ、インクルージョンを推進するべく取り組んでいます。

 

同ホテルは、さまざまなバックグラウンドと視点、社会経験を受け入れる環境を提供しています。 トロントにある宿泊施設を検索中の旅行者に、あらゆる方をお迎えする同ホテルのモットーを確実に伝えることが、マーケティング & Eビジネスのディレクターであるデシャ サンプソン氏の仕事です。

 

チェルシ ーホテルは最大限のバリアフリー設備を整えるため、建物と周囲について全面的なバリアフリー審査を実施。審査後には、オンタリオ州で最初にゲスト アクセシビリティ パッケージ (G.A.P.) を採用したホテルとなりました。チェックイン時にお渡しする G.A.P. は、バリアフリー対応が必要な方の負担を最小限に抑えるためのサービスです。

 

G.A.P. には、緊急避難手順からバリアフリー対応の出入口の場所、ホテルの設備やアクティビティ、現地アトラクションのロケーションにいたるまで、さまざまな情報が含まれています。この情報は、紙のパンフレット、点字、デジタルテキストなど、さまざまな形式で提供可能です。

 

チェルシー ホテルのチームはまた、飲食およびハウスキーピング、フロントデスク、お客様サービス、マーケティングなど各部門の担当者から成る委員会を結成しました。この委員会は毎月ミーティングを開催し、包括的でバリアフリーな滞在を提供するためのルールや活動の導入に向け、最善の方法を話し合っています。

「私たちは、インクルージョンを重視したサービスを提供していることを自負しており、同じ価値観を持つパートナーと連携してこの活動に取り組んでいます。Expedia Group のサイトでは、設備 / サービスの項目に当施設のバリアフリー設備やインクルージョンプログラムを簡単に掲載することができます。」

デシャ サンプソン

マーケティング & Eビジネスディレクター

チェルシー ホテル トロント

ソリューション

チェルシー ホテルは、あらゆる活動において、独立性・尊厳・調和・平等という基本原則を表現するため懸命に取り組んでいます。オンタリオ州旅行産業協会から「アクセシブルツーリズムアワード」を受賞したことを誇りにしています。

 

同ホテルは、包括的でバリアフリーな宿泊施設であることを広く伝えるべく Expedia Group の掲載ページを更新。Expedia Group サイトにおける露出度の向上にとって欠かせない要素であるコンテンツスコアは 99% に達成しました。

 

これにより、旅行に年間 950 億ドルを費やしている障害をお持ちのお客様数百万人に訴求することが可能になりました (出典 : 世界貿易機関)。

 

またチェルシー ホテルは、ワールドレインボー ホテルグループと国際ゲイ & レズビアン旅行協会の両方の一員として LGBT+ への配慮も行っています。施設のチームは、旅行者が自分自身を偽ることなく自由に表現できる快適な場所として同ホテルをご利用いただけるよう勧めています。

 

サンプソン氏は、インクルージョンを重視する姿勢はホテルの価値観と一致しているだけでなく、ビジネス運営における正しい施策でもあると述べました。事実こうした取り組みは、お客様からの信頼と親近感の獲得につながっています。

 

サンプソン氏は、Expedia Group がホテルのモットーを広告するための強力なパートナーであると考えています。彼女はまた、管理画面 (Partner Central) で利用できる機能を重宝し、お客様への連絡や最新のマーケット情報と分析データの確認、掲載する施設情報の更新に活用しています。

 

チェルシー ホテルは、あらゆるお客様を歓迎する機会を創出し、トロント屈指のバリアフリー宿泊施設であり続けることを目標としています。